未経験からモバイルエンジニアになるまでにしたこと
大企業の電気系エンジニアからベンチャーのモバイルエンジニアに転職した経験をもとに執筆しています。iOSアプリ2件、Android 1件のリリース実績を持つ著者による体験記です。
結論
- エンジニア転職を考えている場合、モバイル分野も検討価値あり
- 他のエンジニア職と比べて年収水準が高い傾向
- 未経験でも転職難易度が低めで実現しやすい
- フルリモートやフリーランス案件が豊富
- 業務そのものが楽しい
なぜモバイルエンジニア?
人材不足が深刻
エンジニア全体に占めるモバイルアプリ開発者は約11%。技術領域が比較的新しいため、シニアエンジニアも少なく、市場でのニーズが急速に高まっている状況です。
年収水準が高い
エンジニアの中でも比較的高年収。未経験で「400〜500万円」、経験者(2〜3年)で「550万円以上」が相場です。この背景からフリーランスが多く、高単価案件を単位で受注する傾向があります。
フルリモート求人が多い
未経験でもフルリモート採用が存在するほど、場所に制約されない働き方が一般的。経験を積むと、さらにこの傾向が強まります。
Apple製品好きなら最高
iPhoneの豊富な機能を比較的簡単に実装でき、自身がAppleエンジニアのような感覚を味わえる面白さがあります。
将来性は明るい
SwiftやFlutterは日々進化する成長技術で、メタバース関連ビジネスとも相性が良いです。モバイルアプリ開発スキルの需要は今後増加が見込まれます。
転職までにやるべきこと
勉強ロードマップ
「1日2〜3時間を約8ヶ月間」の学習期間を経験。基礎学習は多少地味ですが、アプリ制作自体は面白いため継続しやすいです。
学習サービス活用
- Udemy:海外講座の質が日本国内より圧倒的に高い
- Apple公式ページ:Developer向け教材で最高品質
- 書籍:アプリ開発しながら学べるものを選択
- Menta:メンター付きで躓きを解決
- GitHub:他者コードを大量に閲覧
面接準備
必須要件:
- アプリのリリース(最低1本、可能なら2本以上)
- GitHubの整理と見やすいコード管理
- キャリアビジョンを明確化
「なぜこのキャリアなのか」を正直に伝えることが重要です。
面接の経験談
評価された要素
自身でアプリをリリースし、ユーザーレビューに基づいて継続的にアップデートを実施していた点が高く評価されました。実装ロジックだけでなく、製品思考や改善サイクルの理解度が見られています。
力不足だった領域
API通信処理などの技術深度が不十分でした。さらにGitHubのコード品質管理が不十分で、提示コードについて詳しく説明できなかった反省があります。
最後に
未経験からモバイルエンジニアへの転職は十分現実的です。年収、働き方の自由度、業務の楽しさすべてに優れた選択肢となり得ます。
